「第1回 AI・業務自動化展」レポート(1/3)

IT視察 AI(人工知能) RPA
更新日:2017/11/13

幕張メッセで開催している「AI・業務自動化展」に行ってきました。
AIというワードが世の中に浸透する中で、どこまでの製品が世に出ているのかという動向を探るのが、今回の私の中のミッションです。

なぜ「AI(人工知能)」と「自動化」が同じくくりなのか少し疑問に思っていましたが、展示内容を比べてみて納得。
機械学習するAIも、AIではない自動化システムも、どちらも「人力でやってきた作業を機械が代行する」という目的が同じなのです。

AIではない自動化システム

AIではない自動化システムは、最近では「RPA」と呼ぶらしいです。
Robotic Process Automationの略なのですが、ロボットとついている辺りが流行を意識している感じがします。
ただ、やっている内容はルールベースのプログラムであって、ロボットからイメージするような未来感はないかも。
何が今までと違うのかといえば、プログラムのルールをユーザーがフロー図を書くようにツールで定義できるところにありそうです。

「プログラミングいらず」という謳い文句のシステムが多い印象でした。
そういえば、GUIツールでフローを作って動かすプログラミングを、小学生が学校で学んでいるような時代でもあるし、こうしたプログラム作成支援ツールは主流になっていくかもしれませんね。
そして、プログラミング言語からコーディングできるプログラマは、こうしたプログラム作成支援ツールを作る側になる。
そんな未来?

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