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LINE BOTでお店ランキング表示サービスをつくろう!(1/5)

技術情報 LINE Google Apps Script 作り方
更新日:2019/05/07

前回は、サーバサイド・スクリプトでお店ランキング表示ができるWebアプリケーションを作りました。
今回はこれを発展させて、皆が手軽に利用できるように「LINE BOT」でサービス化していきます!

【おさらい!】
Google Maps APIでお店のランキング表示をしてみると[PHP & GAS編]
前回は、クライアントサイド・スクリプトであるJavaScriptからGoogle Maps APIを呼び出して、お店ランキング表示をしてみました。
今回は、サーバサイド・スクリプトで同じ機能を実装してみようと思います。
サーバサイド・スクリプトにもいろいろありますが、王道の「PHP」と注目株の「GAS」(Google Apps Script)の2つで組んでみましょう!
技術情報 PHP Google Apps Script Google Maps 作り方


LINE BOTとは

LINEボットは、LINE社が提供する「Messaging API」を使用して、システムからユーザにメッセージを送るロボット型サービスの通称です。

LINEボットでユーザにメッセージを送る方法は2種類あります。
  • Pushメッセージ
  • Replyメッセージ
Pushメッセージ」は、システムから一方通行でメッセージを送る方法です。
主に広告や宣伝といった目的で利用できます。
他には、定期的にニュースを配信するといった利用方法が考えられますね。

Replyメッセージ」は、ユーザからのメッセージに反応して応答メッセージを返す方法です。
ユーザからのメッセージ内容に合わせて応答メッセージを変化させることで、対話型のサービスが実現できます。

今回、お店ランキング表示サービスのLINEボットでは、対話型でユーザの目的に合わせた応答ができるものを目指します。

LINE BOTのシステムイメージ

LINEボットのシステムイメージを簡単に示します。
  1. LINEボットと「友だち登録」したユーザのLINEアプリから、LINEボットにメッセージを送信する。
  2. 受信したメッセージを「Messaging API」で、Webアプリケーションに送信する。
  3. Webアプリケーションで応答メッセージを作成し、「Messaging API」を通じてメッセージを返却する。
  4. 応答メッセージがユーザのLINEアプリに表示される。

LINE BOTシステム開発で必要なもの

LINEボット開発で必要なものは、
  • Messaging APIの利用登録
  • サーバサイド・スクリプトのプログラミング(Webアプリケーション作成)
の2点です。

「サーバサイド・スクリプトのプログラミング」では、前回作成したお店ランキング表示のスクリプトをベースとします。

プログラム言語には、GAS(Google Apps Script)を選択しました。
私がGASを選択した理由は3つあります。

1つ目の理由は、Messaging APIと連携するWebアプリケーションは「https」から始まるアドレスで公開されている必要があること。
GASをWebアプリケーションとして公開すると「https」のアドレスになるため、自前でSSL環境を構築する手間が省けます。

2つ目の理由は、GASはGoogle系サービスとの連携がスムーズであること。
今回のボットサービスを作るにあたって、裏側の仕組みとしてGoogleの「スプレッドシート」(Google表計算ソフト)と「Gmai」を活用しました。

3つ目の理由は、GASはWebブラウザ上で開発できること。
Webアプリの開発をする際に、管理ツールを使ってWebサーバへのデプロイ(開発したプログラムの配置)をしなければならないことが多いのですが、プログラムのコーディングからWeb公開までの全ての流れをWebブラウザで行えるGASは、お手軽さ最強クラス。
Webブラウザさえ動けばいいので、管理ツールがインストールできないスマホからでも開発できるのは、スキマ時間を活用できて便利です。

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